2010/08/28

今は無き場所<振甫プール編> (壁画/プール/残されたもの)

千種区の閑静な住宅街にあったプールをご存知ですか?
それは、数年前までは毎年、夏の風物詩となっていた振甫プール。
25mプールと幼児用の浅い小さなプールだけでしたが、夏休みになるとたくさんの子どもたちの楽しげな声が響いていました。
このプールは、名古屋市内で初めて出来たプール施設らしく、ご年配の方の方がご存知のようですね。

そんな歴史ある振甫プールも今は、跡形もなく埋められてしまい駐車場になっています。
また、「振甫プール前」となっていたバス停も「振甫町」と改名され、今や、その歴史がなくなりつつあります。


しかし、そんな今でもかつてのままのものがあります。
それが、このブロック塀です!



















しかも、黄色い文字で見えにくいですが「静かに泳ぎましょう」と書かれています!!!
振甫プールを知らない人にとっては、きっと不思議スポットになっていますね。
皆さんも、近くにお立ち寄りの際はここで記念写真を撮ってみてはいかかですか!?

※下記の地図リンク先のストリートビューにて、今はなき振甫プールの様子が見れます!


(文章:S.M)


■地域エリア : 池下
■住所    : 名古屋市千種区振甫町3丁目34 (生涯学習センター北側)

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1 件のコメント:

  1. いずれ、昔は屋外プールがあったらしいという時代が来るのではないかと思う。振甫プールと言えば、ある時代の子どもたちにとって最大のレジャーランドだったはずだ。国際水泳大会も開かれたと聞いたこともあるし。かく言う、投稿者も春日井から自転車を走らせ泳ぎにきたことがある。地名の「振甫」、中国系の帰化人医師、張振甫のこともぜひ調べて下さい。
    (KEN)

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